マクファーレントイズ スポーン シリーズ19 サムライスポーン
本日はマクファーレントイズ(McFarlane Toys ) SPAWN SERIES19よりSAMURAI SPAWNのレビューです。
2001年ごろ発売。
名前の通りサムライがスポーンになったらみたいなコンセプトですがこのフィギュアは自分が持っているアメトイの中でもトップ10に入ります。
造形、塗装の美しさはもちろんですが、ある程度可動も組み込まれておりポージングも楽しめ完璧でこれ程つくりこまれたアクションフィギュアは今後出てこないのではいないと言えます。
全盛期のマクファーレントイズのすごさを改めて教えてくれる一体です。
参考までに以前レビューしたジャアク・ザ・ナイトメアと同シリーズです。
このレビューの後、両腕の関節が壊れてしまいショックでしたが頑張って直そうと思います。


素立ちの状態でこの存在感です。プロポーションもマッチョでアメコミのヒーロー体型です。

このフィギュアは手抜き箇所が全く見つかりません。
デザインはスポーンらしいアシンメトリーとなっています。
斜めから見てもため息が出るほどに美しいです。

ほかのスポーンシリーズと同様に7インチフィギュアです。

首や肩の鎧は本当の毛でおおわれており、遊んでいると結構抜けてきます。
ひげは三つ編みになっているこだわり用でどこを見ても緻密な造形となっていることがお分かりいただけると思います。
顔のおどろおどろしく、不敵な表情はたまりません。

鎧の角部分の作りこみは半端ないです。

塗装飛びもなく、美しいです。

赤い部分でスポーンの象徴であるMマークを表現しています。




マンダリンスポーンっぽいデザインが肘に組み込まれています。


垂れ下がった紐の表現、墨入れ具合がたまりません。
右足のデザインが大好きで、膝と足の先に幻獣のような動物の顔をかたどっています。
日本ではなく、中国っぽいのですが日本と中国をごちゃまぜにしている感じもアメリカの間違った日本への理解を感じます。

エクスカリバーっぽい剣が付属します。
可動範囲

横を向く可動は全く問題ないです。
首は上下ともに十分な可動範囲を誇ります。
当時のスポーンフィギュアはスタチュー化しているような印象があったのでこの可動には驚かされました。

手首でロールし、肘は90度曲がります。
腕の付け根から前後に回すことはできないのが残念です。
また、腕の付け根のボールジョイントは経年劣化もあり、脆いのでお持ちの方はご注意ください。
腹部にも関節が組み込まれており、前後に可動出来ます。

腰も360°回転できます。

膝で90°、足の付け根からの開脚は上の写真が限界です。
アクション


ちょっと動かすだけでこのカッコよさ、見とれてしまいます。








いやーたまらないフィギュアでした。
どの角度から見ても隙が無く、完璧なカッコよさ、美しさで、もう芸術品ですね。
持っているスポーンのフィギュアの中でも一番の情報量だとおもいます。
もう何も言うことはないです。