[レビュー] マクファーレントイズ スポーン シリーズ28 マンダリンスポーン2

本日はMcFARLANE TOYS SPAWN Series28 よりMANDARIN SPAWNⅡのレビューです。
2005年ごろ発売。
以前にレビューさせていただいた下のマンダリンスポーンと同じくオリエンタルな魅力にあふれたスポーンとなっています。
昔のスポーンシリーズのかなり後編に発売されたこのマンダリンスポーンⅡは圧倒的な造形でまさにコミックから出てきたような出来です。
デザインもどこかお正月っぽいかなということで今年1発目のレビューとさせていただきました。
それでは早速レビューを進めていきます。

素立ちというか、下半身はほぼ固定となっているのでこれ以上おとなしい姿は取れません。
ただこの時点でとてもかっこよさと美しさが両立されたデザインであるということはよくわかりますね。


サンドトルーパーと比較すると横にも縦にもかなり大きいです。
ポーズの関係で場所も多く必要となります。

アジアの邪神を感じさせるような頭部で禍々しいスポーンの魅力が詰まっています。
顔の塗装もかなり重厚になっておりまさにスタチューのような出来です。

横から見てもかっこいいですね。横顔は少しマンダリンスポーン1に似ているように思います。
顎のシャクレがとんでもないことになっています。

情報量が多すぎてよくわかりませんが、腰には鹿の骨っぽいものが造形されています。目は鼻もくりぬかれており良い感じです。
めちゃくちゃ動きづらそうなデザインです。


肩にはよくわからない動物の肩当てが造形されています。

なぎなたのような武器にもドラゴンが彫られていて素晴らしい造形です。

手のひらも何か埋め込まれており、爪もとげとげ、いやー邪悪です。
こうしてみると仮面ライダーの敵でいそうですね。

腕の流れるようなデザインがかなりかっこよく彫刻が素晴らしいです。

膝に悪魔のようなものが造形されていますがその口の中にまた髑髏があり、よくわからないことになっています。
こんなものを考えつくマクファーレンは本当に素晴らしいですね。

前垂れにはよくわからない感じが書かれており、字も綺麗じゃないのでこのデザインがこのフィギュア唯一の不満点となります。
”攻撃戦士”と”毀滅”って書いてあるようです。かっこ悪いなー。

足もすごいです。鳥っぽい。
マンダリンスポーン1も鳥っぽい足でしたがマンダリンスポーン2のほうが立派で力強いデザインになっています。


足の裏も手抜きなしで緻密に造形が施されています。


可動範囲

首は上下に動きませんが、横には上の写真程度は動きます。
顎が干渉するので360°は回転しません。

右腕の付け根はボールジョイントになっていて開けたり、閉じたりできます。
肘の部分でロールも出来ます。

左腕も腕の付け根はボールジョイントで開けたり閉じたりできます。
肘下の金の鎧っぽいところでロールします。
腹部で前かがみ、のけぞりは多少できます。
足はほぼ固定となります。
アクション








マンダリンスポーン2のレビューでした。
昔のスポーンの魅力が詰まったフィギュアです。
塗装、造形、の細かさによる今のフィギュアでは実現が難しい情報量の豊かさ。
可動はほぼ腕だけですが、それだけでかなりポーズに表情をつけることが出来、どの角度にしても本当に絵になります。
今となっては入手は難しいかもしれませんが、特にスタチューなどを好きな方にはおすすめしたいフィギュアです。
まさに芸術といえるフィギュアでした。